ブラシツールというと、色を塗ったり・絵を描けるというイメージがあると思います。
ただ、それだけではなく超多機能なツールで、出来ることがたくさんあります。
デザイン系・写真系全ての人が頻繁に使うツールとなりますので、いろいろと試してみてぜひ使いこなせるようにしてみてください!
ブラシツールについて
ブラシツールでさまざまな設定をすることが出来る、オプションバーをご紹介します。
こちらは①のブラシツールを選択することで、表示されるオプションバーとなります。

- ツールバーのブラシツールを選択
- 描写色を選択し、使用したい色を変更する
- ブラシの種類・大きさ・硬さの設定
- ③の設定からさらに詳細を設定
- 描画モードの設定
- 不透明度の設定(透ける)
- インクの量の設定(かすれる)
- なめらかさの設定
- ブラシの角度設定
③のブラシの種類の設定を開いた時に「レガシーブラシ」がない場合は、下の①の歯車マークを開き、②レガシーブラシをクリックすることで、たくさんのブラシを使うことができます。

ブラシの種類と効果について
ブラシの種類
ブラシツールのブラシの種類はとても多く、レガシーブラシの中の初期設定ブラシで70個以上あります。
特によく使用する「ソフト円ブラシ」と「ハード円ブラシ」は硬さが0%と100%で標準プリセットブラシの硬さとなります。
ブラシの硬さの違いを理解した上で、使用する用途によって硬さを調整してみましょう。

ブラシのサイズを変更したい時はショートカットキー [ ] (大括弧)を使うことで 小さくしたり、 大きくしたりが簡単に行えます。
ブラシの硬さを変更したい時は { } ( shiftキー+ [ ] )で行えます。
ブラシツールにはスタンプの柄のように使用できるものが多くあります。
少しクリックしたときにどのように見えるのかを確認したい場合は、①の歯車マークをクリックして、②のブラシ先端をクリックして確認してみましょう。

ブラシの効果と詳細設定
ブラシの詳細設定と効果についてご紹介します。
詳細設定のブラシ先端のシェイプを選択すると、直径・硬さ・間隔の設定ができます。
下のプレビューを確認しながら調整をしましょう。

設定の詳細

- シェイプ:ブラシの先端の形状
- 散布:中心線から周辺への散布量
- テクスチャ:パターンを使いブラシにテクスチャを与える
- デュアルブラシ:2つの先端を組み合わせて、新たなブラシを作る
- カラー:色相・彩度・明るさの設定
- その他:不透明度・インクの量などオプションバーと同様の設定
- ブラシポーズ:ブラシの傾き、回転の設定
※8〜12は詳細の設定ではなく、on↔︎offの切り替えとなります。
ブラシの種類によって詳細設定の反映のされ方に大きくな差がありますので、いろいろ試してみましょう!
カスタムブラシの作り方
ブラシを自分で作って、簡単に登録することができます!
今回は多角形ツールを使っていますが、もともとあるブラシを組み合わせたり、ストロークの長いブラシなど、用途に合ったブラシを作成してみましょう。
- 新規作成で1000×1000以上のアートボードを作る
(小さすぎるアートボードはブラシが出来上がった時にぼやけてしまうことがあるので注意しましょう) - 色は黒でブラシの先端を作る
(最初の設定を黒にする事で、後で何色にでも変更することができます) - 「編集」から「ブラシを定義」を選択し、ブラシ名を入力して完成

まとめ
今回はPhotoshopのブラシツールについて、詳しくご紹介をさせていただきました。
いかがでしたでしょうか?
ブラシツールの機能の中には、あまり使用しないものもありますが、こんな機能もあると知っていることで、細かい作業の役に立つことも多くあります。
今回ご紹介した内容を参考にして、ぜひ色々なブラシの使い方を試してみてください。
また別投稿にて、Photoshopの便利な機能や、使い方について解説していきますので、そちらも是非チェックしてみてください。
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