魅力的なバナーに!配色のコツと色の使い方

バナーデザインは、視覚的な印象がとても大事なものとなります。

特に、配色の工夫ひとつで、見る人の目を引いたり、伝えたいメッセージを効果的に伝えることができます。

しかしながら色の組み合わせ次第で、デザインが洗練されたものにも、逆に不快感を与えることにもなりかねないので注意が必要です。

本記事では、バナーデザインにおける配色のコツや、どれくらいの色数を使えば効果的なのかについて解説します。

ぜひ最後まで見ていってください!

目次

配色の基本ルール

バナーデザインにおける配色は、感覚的に選ぶだけではなく、いくつかの基本ルールに従うことで、より洗練されたデザインを作ることができます。

  • カラーホイールを活用する
  • 色の心理効果を理解する

カラーホイールの活用

まず、カラーホイールを使った色選びが非常に便利です。

基本的には以下の3つのパターンが推奨されます。

今回はアドビカラーホイールを使用しています。

補色

カラーホイールで向かい合った色(例:赤と緑)。

視覚的なコントラストが強く、注目を集めやすい配色となります。

類似色

隣り合った色(例:青と緑)。

穏やかで調和の取れた印象を与えます。

トライアド

カラーホイールで等距離にある3色(例:赤、青、黄)。

バランスがよく、視覚的にまとまりが出ます。

色の心理効果の理解

各色が人に与える心理的な影響を理解することも重要です。

また、ターゲットとなる顧客層や伝えたいメッセージに合った色を選ぶことが大切です。

たとえば、以下のような一般的な印象を意識しましょう。

エネルギー、緊急性、情熱。セールやキャンペーンに効果的な色です。

引用:https://www.instagram.com/p/C88_wWlAkVy

信頼感、冷静さ、安心感。不動産やスポーツ、ビジネスのバナーに最適な色となります。

引用:https://www.instagram.com/p/C5R5cwHg00m/

自然、調和、健康。環境や健康に関連するデザインに適しています。

引用:https://twitter.com/BAUM_global/status/1709884636975812616

使用する色の数

バナーで使う色の数が多すぎると、視覚的に混乱を招き、メッセージがぼやけてしまいます。

少なすぎると、逆に単調で魅力に欠ける場合もあるので、適切なバランスを取るためには、一般的に「3色ルール」が効果的です。

  • 3色ルールの実践
  • シンプルさが鍵

3色ルールの実践

3色ルールとは、デザインにおいてベースカラーメインカラーアクセントカラーの3つの色を使って、視覚的にバランスの取れたデザインを作る方法です。

ベースカラー

デザイン全体の基調となる色で、約70%を占めます。背景や広い範囲に使用されることで、全体のトーンを決定します。

メインカラー

文字色など視覚的に強調したい部分に使用され、全体の約25%を占めます。ベースカラーに対してコントラストをつけ、目立たせる役割を果たします。

アクセントカラー

ボタンやCTA(行動喚起)など、重要な要素を際立たせるための強調色となります。

全体の約5%に限定して使用します。

上記のようなピンク系のベースカラーとクリーム系のメインカラーは、お互いを補完し、全体的に優しいトーンに仕上げることができます。

一方で、アクセントカラーのミントグリーンは、ピンクと白の柔らかい雰囲気に対して、視覚的に心地よいコントラストを与えることができます。

シンプルさが鍵

色数を絞ることは、バナーのシンプルさを保つためにも有効です。

複雑なデザインではなく、少ない色で構成されたデザインの方が、視覚的にスッキリしていて、メッセージも伝わりやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

バナーデザインにおいて、配色は訪問者に与える印象や行動を左右する重要な要素です。

カラーホイールを使った色選びや、色の心理的効果を理解することで、ターゲットに響くデザインが作れます。

また、色数は3色を基本にし、シンプルで視覚的にわかりやすいデザインを心がけましょう。

他にもたくさん役立つ投稿をしていますので、そちらも是非チェックしてみてください!

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