Webデザイン初心者が最初にやるべき6つのステップ

Webデザインを始めたばかりのみなさん、こんにちは!

Webデザイナーのあいりこと、あいちゃんです✨

Webデザインの学習は、最初に何をすべきか迷うことが多いかもしれません。

ですが、しっかりとした基礎を固めることでよりスムーズに、そして楽しく進めていくことができます。

今回は、初心者が最初にやるべき6つのステップをご紹介します。

これを参考にしながら、スムーズにスタートを切りましょう。

目次

デザインツールの基礎習得

Webデザインを始める上で欠かせないのが、デザインツールの基礎知識を習得することです。

Photoshop、Illustrator、Figmaは、Webデザイナーが日常的に使用する主要なツールです。

それぞれのツールには独自の特徴があり、どのツールも基本操作をマスターすることが重要です。

Photoshop

Photoshopは画像編集や加工に特化したツールで、Webデザインでも広く使われています。

まずはインターフェースの理解と、基本的なレイヤー操作、ツールの使い方を学びましょう。

レイヤーを理解することで、複雑なデザインを整理しやすくなります。

また、選択ツールやブラシツール、テキストツールなどの基本的な機能を使いこなすことで、画像の加工や編集がスムーズに行えるようになります。

Illustrator

Illustratorはベクターデザインに特化したツールです。

ロゴやアイコンの作成、図形のデザインなどに使用され、拡大・縮小しても画質が劣化しないのが特徴です。

ここでも、インターフェースの理解が最初のステップです。

次に、パスやアンカーポイントの操作を学び、自由自在に形を作り出す技術を磨きましょう。

これにより、洗練されたグラフィックデザインを制作する力が身に付きます。

Figma

Figmaは、WebデザインやUI/UXデザインに特化したツールで、共同作業がしやすいという特徴があります。

ブラウザ上で動作するため、インストール不要で、どこからでもアクセス可能です。

Figmaでは、インターフェースの理解と、フレームやコンポーネントの使い方、プロトタイプの作成方法を学びましょう。

特にコンポーネントを使うと、デザインの一貫性を保ちつつ、効率的に作業を進められます。

学習方法

これらのツールを習得するには、無料のオンラインチュートリアルやYouTube動画を活用するのがおすすめです。

たとえば、Adobeの公式チュートリアルや、Figmaの公式ブログには、初心者向けの解説が豊富に揃っています。

基礎をしっかり学び、ツールを使いこなせるようになると、デザインの幅が大きく広がります。

HTML/CSSの基礎習得

Webデザインを学ぶ上で、HTMLとCSSの基礎知識を身につけることは必須です。

これらの技術を理解することで、デザインしたものを実際にWebページとして形にすることができます。

HTMLとCSSとは?

まず、HTMLはWebページの「骨組み」を作るための言語です。

例えば、見出しや段落、画像やリンクなど、Webページに表示されるすべての要素はHTMLで定義されています。

次に、CSSはHTMLで作った骨組みに「色を塗ったり、形を整えたり」するための言語です。

CSSを使うことで、文字の色や大きさ、背景色、要素の配置などを決めることができます。

簡単に言うと、HTMLが家の骨組みだとすれば、CSSはその家をどのように装飾するかを決めるものです。

学習の第一歩

まずは、無料の模写サイトやコードエディタを使って、HTMLとCSSの基本を学んでみましょう。

模写することで、基本的なタグ(HTMLの要素)やスタイルの使い方が自然と身についてきます。


次に進むためのステップ

HTMLとCSSの基本をしっかり理解したら、次に進むステップとして、SassやJavaScript、PHPなどの技術を学んでいきます。

基礎がしっかりしていれば、新しい技術も無理なく学べるので、まずはHTMLとCSSをしっかりマスターすることが大切です。

何度も繰り返すことが大切

最後に、HTMLとCSSの学習で大切なのは、何度も繰り返して練習することです。

最初はシンプルなWebページから始めて、徐々に難しいデザインにも挑戦してみてください。

繰り返すことでコードを書くスピードも速くなり、どんどん上達していきます。

また、自分で作ったWebページを実際にインターネット上に公開してみると、自信にもつながります。

基本的なデザイン原則を学ぶ

まずは基本的なデザイン原則を理解することが重要です。

デザインの原則を知らずに、クライアントが求めるサイトは作れないので、しっかりと叩き込みましょう。

デザイン4原則とは?

まずは「デザイン4原則」として知られる基本を押さえておきましょう。

この4つの原則を意識するだけで、デザインの質が大きく向上します。

近接(Proximity)

関連する要素は近くに配置し、関係のない要素は離して配置するという考え方です。

例えば、タイトルと本文、画像とキャプションなど、関連性のあるものを近くに配置することで、ユーザーはどの情報が一緒にグループ化されているかを自然に理解できます。

これにより、Webページが整理され、見やすくなります。

整列(Alignment)

全ての要素は、視覚的に揃えられているべきです。

テキストや画像、ボタンなど、Webページ内のすべての要素を整列させることで、デザインに一貫性が生まれます。

例えば、全てのテキストが左揃えや中央揃えで統一されていると、ページ全体がすっきりと見え、プロフェッショナルな印象を与えます。

反復(Repetition)

同じ要素やスタイルを繰り返し使うことで、デザインに統一感を持たせることができます。

例えば、見出しのフォントやカラーを統一する、ボタンのデザインをページ全体で一貫させるなど、繰り返しの要素を活用することで、ユーザーがページの使い方を簡単に理解できるようになります。

対比(Contrast)

異なる要素同士をはっきりと区別することで、視覚的に目立たせたい部分を強調できます。

たとえば、重要な見出しを太字にしたり、背景と文字の色をはっきりと分けることで、ユーザーの目を引くデザインになります。

対比を効果的に使うことで、重要な情報がしっかりと伝わり、ユーザーに強い印象を与えます。

色彩理論

色の組み合わせ方を学ぶことで、ユーザーに与える印象をコントロールできます。

たとえば、コントラストの高い色を使うと目立ちやすく、類似色を使うと落ち着いた印象になります。

タイポグラフィ

文字の選び方や配置方法を指します。

適切なフォントサイズ、行間、文字間を選ぶことで、文章が読みやすくなり、ユーザーにストレスを与えないデザインが可能になります。

実践での応用

これらのデザイン原則を理解したら、まずはシンプルなレイアウトから始め、少しずつデザインの幅を広げていくのがおすすめです。

デザインの基礎をしっかり学ぶことで、魅力的で使いやすいWebサイトを作るスキルが自然と身についていきます。

これらの原則を意識しながら、デザインの実践を重ねていきましょう。

WordPressの使用方法の学習

Webデザインのスキルを実際に活かすためには、WordPressの基本操作を学ぶことが非常に重要です。

WordPressは世界中で広く使用されているCMS(コンテンツ管理システム)で、多くのWebサイトで利用されています。

これをマスターすることで、さまざまなクライアントのニーズに応えられるようになります。

基本操作を習得しよう

まずは、WordPressの基本操作を習得することから始めましょう。

管理画面(ダッシュボード)の使い方を理解し、投稿の作成、ページの追加、メニューの設定など、基本的な機能をマスターします。

これにより、日常的な更新や修正作業がスムーズに行えるようになります。

テーマのカスタマイズ

次に、テーマのカスタマイズを学びましょう。

WordPressには無料から有料までさまざまなテーマが用意されています。

テーマを選ぶ際には、デザインだけでなく、レスポンシブ対応(スマートフォンやタブレットでの表示最適化)やSEO対策が施されているかもチェックするポイントです。

テーマのカスタマイズでは、主に次のことを学びます

ヘッダーやフッターの変更

サイト全体の雰囲気を変えるために、ヘッダーやフッターのデザインをカスタマイズします。

カラーやフォントの設定

 サイトのブランドに合った色やフォントを設定し、全体のデザインを統一します。

レイアウトの調整

サイトのレイアウトを自分好みに調整し、ユーザーにとって使いやすいサイトを作成します。

プラグインの導入と設定

プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールです。

たとえば、セキュリティの強化、SEO対策、フォーム作成、キャッシュ機能など、さまざまなプラグインを導入することで、サイトの機能を強化できます。

基本的なプラグインの導入と設定方法を学び、自分のサイトに必要な機能を追加できるようになると、クライアントの要望にも柔軟に対応できるようになります。

無料でサービスを提供し、実践経験を積む

Webデザインのスキルを学んだら、実際にそのスキルを使ってみることがとても大切です。

最初はお金をもらわなくても良いので、まずはお仕事を体験してみましょう。

どうやって実践する?

最初は、知り合いや友だちのWebサイトを作ってあげるのが良いです。

最近はオンラインの時代なので、SNSを活用してお仕事を見つけるのもおすすめです。

自分の作ったデザインを紹介してみると、思わぬチャンスが訪れるかもしれません。

クライアントとのやり取りを経験しよう

本物のお仕事では、クライアント(依頼してくる人)とのやり取りがとても大切です。

クライアントがどんなデザインを望んでいるのかを聞いて、その希望をデザインに反映させる方法を学びましょう。

また、クライアントからもらった意見をもとに、デザインをより良くするための改善も行います。

経験を積み重ねることで成長できる

こうした実践を何度も重ねることで、あなたのスキルはどんどん上達していきます。

最初は無料でも、その経験が後々大きな力になります。

だからこそ、まずは挑戦してみることが大切です。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、やってみることで自信がついてきます。

新しいことにチャレンジして、自分の可能性を広げていきましょう。

Webデザインのトレンド把握

Webデザインのトレンドは、日々進化しています。

そのため、最新のトレンドを把握することがとても大切です。

Webデザインのトレンドに乗り遅れないよう、本やWebサイトでの情報収集を行いましょう。

日常からデザインに触れる

トレンドを把握するためには、普段からデザインに敏感でいることが重要です。

例えば、街中の広告やポスター、アプリのUIなど、日常生活の中で見かけるデザインを観察することで、自然と最新のトレンドに触れることができます。

これにより、自分のデザインに新しいアイデアを取り入れることができるようになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Webデザインを始めたばかりの頃は、何から始めていいのかが分からない方も多いと思います。

今回紹介した内容を参考に、楽しみながらWebデザインを学んで行ってくださいね。

他にもたくさん役立つ投稿をしていますので、そちらも是非チェックしてみてください!

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