今回は、Photoshop作業でよく使う、「選択ツール」について詳しく説明していきます。
選択したいものの形や用途によって、使用する選択ツールが変わってきます。
特徴を捉えながら、最後まで見ていってください!
選択ツールとは?
選択ツールは、画像の中の一部を点線で囲い、選択範囲を作成します。
その選択された一部を、切り抜いたり、色を変更したり、効果を付けたりなど、さまざまな編集を行うことができます。
また、選択ツールには、10種類の選択方法があり、選択したい部分の形や用途によって、どの選択ツールにするかを選びます。
選択ツールの種類
選択ツールの種類には、3タイプの10パターンあります。
形を指定する選択ツール
- 長方形選択ツール
- 楕円形選択ツール
- 一行選択ツール
- 一列選択ツール
フリーハンドで選択するツール
- なげなわツール
- 多角形選択ツール
- マグネット選択ツール
自動判別選択ツール
- オブジェクト選択ツール
- クイック選択ツール
- 自動選択ツール

今回は、この中でも使用頻度が高い選択ツール3選を解説していきます。
クイック選択ツール
クイック選択ツールは、選択したい部分をドラッグするだけで、自動で境界線を認識して選択範囲を作成してくれるツールです。
実際に見てみましょう!

画像内の一部だけを選択したい時にオススメです。
オブジェクト選択ツール
オブジェクト選択ツールは、選択したい部分の周りをざっくりとクリック&ドラッグで囲むだけで、囲んだ範囲の中から、Photoshopが自動で物体を認識して選択範囲を作成してくれるツールです。
さらに、オブジェクトファインダーにチェックを入れると、選択したいものの上でカーソルを合わせクリックするだけで、被写体を選択できます。
実際に見てみましょう!
基本のオブジェクト選択ツール

オブジェクトファインダーにチェックが入っている場合

被写体全体を選択したい場合や、境界線がハッキリしている場合にオススメです。
自動選択ツール
自動選択ツールは、選択したい部分の色のところをクリックすると、クリックしたところと近い色を自動で判別し、選択範囲を作成してくれるツールです。
実際に見てみましょう!

単色系の背景などを選択したい場合にオススメです。
まとめ
今回は、Photoshopの選択ツールについて詳しくご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
とても使用頻度が高いツールなので、しっかりとマスターすることをお薦めします。
また、用途によって使用する選択ツールも異なりますので、どの選択ツールでも使いこなせるようになりましょう。
別投稿にて、Photoshopの機能や、便利な使い方など解説していきますので、
皆さん是非そちらもチェックしてください!
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